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こだわりの湿度

こんにちは、イノウエです。
本格的に寒い日が多くなりましたね。
湿度の低さも気になります。

東京の湿度は年々下がっているそうです。
19世紀末には65%程度だった1月の平均湿度は、今では40%台。右肩下がりで砂漠化進行中?

コーラルのある横浜市北部はまた事情は異なるのかもしれませんが、コーラルのオフィス内はカラカラ。出社して自分の席に来るとまず湿度計を見るのですが、湿度の低さに驚くことが度々あります。

なので、メールをチェックしたらすぐに2階(?)の加湿器に水を入れてスイッチオン。それでもせいぜい40%程度にしかならないので、自分のデスクには電気を使わないエコ加湿器を常備。
私の周りだけ、50%程度になるという優れものです。

イノウエのデスクの一角
私の周りだけ50%程度になり、ちょっと離れると低湿度。意味あるのかな。と思いつつ使い続けます。

湿度低下の主な要因は気温の上昇だそうですが、インフルエンザってカラカラの天気が続くと大流行する傾向があるんですよね。湿度によってウィルスの生存率が大きく変わるので、湿度のコントロールがいかに大切かが分かります。

とはいえ、ダニは湿度55%から、カビ菌は60%から活動が活発になるので(温度にもよりますが)、高ければよいというものでもなく。
何事もバランスが大切。
ということでしょうか。

乾燥した状態のとき、気をつけなければいけないのは火事やウィルスの生存率だけではありません。

喉や鼻などの粘膜も乾燥します。
乾燥によって粘膜のバリア機能が弱くなるため、喉や鼻からインフルエンザや風邪等のウィルスが侵入しやすくなってしまいます。冬にウィルス性の病気が流行するのは、乾燥していてウィルスが元気いっぱいな上に、人間の防御機能が落ちるせいなんですね。

肌も乾燥します。
肌の乾燥は細かいシワやくすみの原因になる他、皮膚の新陳代謝が正しく行なわれず古い角質が残ってしまったり、乾燥によって皮脂が増えてニキビができてしまったりします。また、乾燥によるかゆみ、ひび割れに悩まされる人も多いようです。

体全体も乾涸びていきます。
血液中の水分が減り、血液がドロドロしてきて血圧が高くなり、心筋梗塞を発症しやすくなります。冬に心筋梗塞を患う人が多いのは、乾燥も一因となっているとのこと。水分不足にならないように、意識して水分補給する必要があるようです。

健康に差し障りがない程度の湿度を保って冬を過ごしたいものです。