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暑い夏におすすめ「ガスパチョ」

こんにちは、イノウエです。
関東地方も梅雨が明けて早速猛暑が続いていますね。洗濯物がよく乾くので嬉しい反面、体力的には若干厳しいような・・。コーラルのある青葉台では、昼間熱風を浴びることができます。この熱風はもはや夏の風物詩?皆様のお住まいのorお勤めの地域では如何でしょうか。

連休中、とある会合に出席するためにとある修道院に行ってきました。
お昼にはいつも、修道会のシスターたちが丹念に育てた、採れたてのおいし〜い野菜を使った何かを振る舞ってくださるのですが、先日はそれがガスパチョだったんです。そのおいしいこと!今まで食べたガスパチョの中で、最高においしいものでした。

あまりにおいしくて、かつ暑い季節にぴったりのものだったので、コーラル健康情報担当(自称)として今回はガスパチョについてまとめました。

ガスパチョ

ガスパチョ(Gazpacho)とは

スペイン・アンダルシア生まれの冷たいスープ。
完熟のトマトの他、きゅうり、パプリカ、玉ねぎ、にんにくなどの野菜とパンをすりつぶして、塩やオリーブオイル、酢、香辛料で調味したもの。
アンダルシア地方では、ガスパチョを作って甕に入れておき、喉が渇いたらこれで潤すという習慣があったとか(今もあるかも?)。素焼きの甕に入れておくと、甕の外側に滲み出す水分が適当に熱を奪っていってくれるので、冷たすぎず温くもない丁度良い温度に保っておけるのでしょう。暑い地域の生活の知恵ですね。

参考:コトバンク ガスパチョ

ガスパチョおすすめ&注意ポイント

暑い日が続くと、汗で水分やミネラル等のバランスが崩れやすい上に、食欲は減退しがち。放っておくと体力低下や夏バテを招いてしまいます。

水分の多い夏野菜、特にトマトを活用したガスパチョは、夏の暑さで疲れやすい体に嬉しい栄養素をいっぱい含んでいます。特に、野菜の持つ抗酸化成分には、様々な生活習慣病予防の他、シミやそばかすのもとになるメラニンの合成を抑制してくれたりといった嬉しい効果もあります。また、旬の食材はおいしい上に栄養価が高く、しかもお財布にやさしい価格。収穫時季にとれたものを食べるのは、理に適っているんですね。

このガスパチョでは、旬の野菜はもちろん、パンを入れて作れば炭水化物も手軽に摂れるので、食欲が細くなりがちな人にもおすすめです。

ガスパチョにたんぱく質を何か追加すると、栄養のバランスがとても良い食事になります。抗疲労物質を豊富に含むカジキは、夏バテ防止メニューとしておすすめ。かじきのレシピもぜひご覧ください。→簡単&おいしい かじきのレシピ

できるだけ冷やすとおいしい、等としているレシピもインターネット上には結構ありますが、冷やし過ぎはおすすめしません。胃腸の冷えは消化機能の低下、下痢、夏バテなどの原因になります。作り置きをするなら冷蔵庫で保存した方がいいですが、お腹のためには飲む前に多少常温に戻すくらいの方がいいです。

ガスパチョレシピ Pick Up

インターネット上にたくさんあるガスパチョのレシピの中から、簡単そうで、これなら無精者の私も気軽に作れるかも♪的な視点でピックアップしました。

おわりに

スペインの歴史・地理、文化については多少かじったことがあり、「アンダルシア」とか見るとついわくわくして熱が入ってしまいました。アンダルシアでは夏になると気温が40度を越えてかなりの暑さになるんだそうです。湿度は日本よりは低いようですが。

東京などの都市では猛暑日・熱帯夜の日数が増えて、暮らし方にさらなる工夫が必要になってきました。ガスパチョ等も活用してバランスの良い食事を心がけ、夏バテと無縁の夏にいたしましょう♪