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春の長雨、雨(とバナナ)で転ばない

こんにちは、イノウエです。
最近よく雨が降りますね。
この時期の長雨は、「菜種梅雨(なたねづゆ)」「春の長雨」などと呼ばれているそうで、雨の日が増えてくると、これからいよいよ暖かい日が増えていくんだなぁと春の訪れを実感します。

近頃雨が降った日はなぜか、転ぶ人(しかも結構な転び方をする人)を必ず一度は見かけます。会社の近所で、駅構内で、スーパーマーケットで、豪快に滑って尻もちをつく人が目に入るのです。
最近は滑りやすい靴が多くなったのか?と思うほど。
「雨の日は足元に気をつけるように」という神様からの注意と心得て、雨の日には地面や床が濡れていても滑りにくい靴を選ぶようにしています。

もっとも、滑りにくい靴を履いていたために、脚が変にねじれて骨折してしまった、という人が知り合いにいます。
滑らないように滑りにくい靴を履いた方がいいのか。
滑って尻もちをつく方が結局は体のためなのか。
何が幸いするのかは偶然と運に左右されるのかもしれませんが、今日は雪でも滑りにくいレインブーツを履いて出社しました。

バナナの皮を踏んで滑る・転ぶというのは漫画やアニメ等で定番ですが、日本以外の国でも共通にあるようです。とはいえ、実際に見かけることはなかなかありません。建物の中はもちろん、外でもバナナの皮はそうそう落ちているものではないからでしょうか。

でも、バナナの皮を踏むとなぜ滑りやすいのかを研究したある日本人研究者が2014年にイグノーベル賞を受賞していました。見かけることはなくても、バナナの皮は本当に滑りやすいようです。

2014年のイグノーベル賞受賞者
http://www.improbable.com/ig/winners/#ig2014
Frictional Coefficient under Banana Skin
https://www.jstage.jst.go.jp/article/trol/7/3/7_147/_article/-char/ja/

雪の日も滑りにくいレインブーツがバナナにも有効なのか?それはわかりませんが、バナナにも気をつけて歩こうと思います。
今日も一日転ばずに、骨折せずに乗り切れますように。
皆様も足元にお気をつけくださいね。